
FMMC 財団法人マルチメディア振興センター – P2Pネットワーク実験協議会 シンポジウム 「P2P技術の利用・サービスに関わる取組・実験の最新動向」 に参加するため、東大まで行ってきました。
目的は2つ。
まず簡単に、印象に残っているとこの覚え書きを。
キーノートスピーチ (浅見教授)
今日は最近の話題である、P2Pの商用CDNでの利用についてやりますよ、と。
P2Pがトラフィックの8割を占めているというデータに驚いた。HTTPとかテラ少ない。
アーキテクチャの概要/動向 (西谷さん@NTTコミュ)
P2P教科書 (インプレス標準教科書シリーズ)書いてます。
P2Pといってもいろんなアーキテクチャがありますよ。詳しくは本で!
スーパーノード型というのは、GFSに通じるものがあるかな。
悪意のあるPeerってのが、著作権を犯してるファイルを配ってたりすると。
そういうPeerはSPAMフィルタみたくベイズ理論ではじけないもんかなー、とかぼんやり考えてました。
P2P技術による効果 (首藤さん@ウタゴエ)
P2Pでインターネットを軽くしたい! の話。
実際にやってみたところ、配るPeerともらうPeerが半々で50%程度の帯域削減になると。
んでP2Pでは、ISP/キャリアの負担はあまり変わらないかも。一番うれしいのは配信サイド(供給者)。
P2Pには、かき集めとばら撒きの2種類がある、というのはとてもわかりやすかった。
それはそうと首藤さんかっこいい。
BitTorrentでの実証結果 (室川さん@BitTorrent)
人気がないコンテンツでも、Peerが1つか2つもいれば、
オフロード率 (オリジナルの配信元から出る通信量と、全体との割合) が40%にもなる。
これはすごいんじゃないか。
コミュニティFM向けネットテレビ放送 (高野さん@ビットメディア)
今回のベストプレゼン。笑いまくった。
時代を先取りし続けてきて、今やってるのは地域FMを世界に配信するというもの。
ただし、曲は流しませんw 代わりにDJの舞台裏をストリーミング放映。
朝の部で、だいたい僕が参加した目的は果たせました。よかった。
後半CDNでの実施例の話を聞くにつれ、これってサーバサイドの負荷分散の話だよなー、と。
ファイル共有じゃない、違う視点からP2Pを見るという話をもっと聞ければよかったかなと思います。
P2PなWikiとかP2PなファイルシステムとかP2PなSNSとか3分でつくるよP2Pとか。
あと、これだけP2Pな競合がいるのにUstream.tvが流行ってるのはなんでだろうと考えてて、それは
ブラウザだけで即配信できるからなんかなと。
今日発表されていたプロダクツはだいたい、何かをインストールする必要がありました。そこの差なんかなと。
なにかを流行らせるためには、使ってもらうための障壁を限りなく下げないと、という教訓ですね。
あとUstream.tvも内部でP2P的な負荷分散してるのかなーと想像してました。
そうじゃないとしたら、いまP2PなUstream.tvつくればあたるよ!
P2Pな世界はまだまだこれからです。フロンティアがある。
みんなどしどしコード書いて、自分のプロトコルをデファクトにするとよいよ。
あと、
suztomoは捕捉できたんですが、
ハチロク世代の人がちょこちょこいたぽいので、話せてたらよかったなと。
まとめ
知見がちょっと広がってよかったです。
あと、みんなでP2Pのコードを書いて世界を変えよう、とかおもった (デブサミ2008的な意味で)
江崎 浩
インプレスR&D (2007/12/22)
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